野球で強肩になる方法(筋トレ)を12個紹介します!
さて、今回は野球(あるいはオーバーハンドスポーツ)に必要な強肩を作る筋トレを12種目お伝えします。
このエクササイズは地味ですが、肩周囲筋の筋肉を上手く使うためには必要なトレーニングです。
投球は下半身からの運動連鎖ですが、結局は上半身の動きによって投球の結果は決まります。その為には、肩甲骨の動きの改善や腱板の強さが必要です。
今回のエクササイズは、肩甲骨の動きと腱板を強くするトレーニングです。
是非、コツコツ取り組んでみて下さい!
1,ショルダープログラム1
2,ショルダープログラム2
3,肩甲骨周囲筋エクササイズ
1,ショルダープログラム1
このショルダープログラムでは、基本的に細かい動きを繰り返すことでローテーターカフに刺激を入れる種目がメインです。
①うつ伏せボールキャッチ
・ボール(野球、テニスなど)を持ちます。
・肩膝片手をついて、肩90°肘90°の位置からスタートします。
・この位置からボールを落としてキャッチする動きを繰り返します。
②横向きボールキャッチ
・ボール(野球、テニスなど)を持ちます。
・横向きになり、肘を90°に保ちます。
・この位置からボールを落としてキャッチする動きを繰り返します。
③ボールロール
・野球ボール若しくは、テニスボールを壁にあてます。
・壁に対して正対してボールの位置は顔の位置あたりにします。
・この位置から前後左右、左右回りと様々な方向に回します。
④チューブ外旋
・チューブを用意します。
・両手でチューブ持ちます。
・拳1個分ほど、空けます。
・投げる方向の手のみ、細かく動かします。
※全てMAXまで。肩が熱く感じるまで行う。
2、ショルダープログラム2
さて、このショルダープログラムでは大きな動きを行いつつ、ローテーターカフに刺激を入れます。
①オープンカン
・両手に可能であればダンベル1Kgを持ちます。
・真横からやや15度ほど前方に手を位置します。
・そこから肩の高さまで挙げます。
・スピードは動画の通りです。
②うつ伏せ水平伸展
・ベッド上若しくは段の上で、グローブを持つ側の手と膝で身体を安定させます。
・親指を上にして「1」の合図で肩甲骨を内側に引きます。
・「1、2」の合図で両肩を結ぶ線上に手を挙げていきます。
・「1、2、3」でゆっくり手を降ろします。
③うつ伏せ伸展
・ベッド上若しくは段の上で、グローブを持つ側の手と膝で身体を安定させます。
・親指を上にして「1」の合図で肩甲骨を内側に引きます。
・「1、2」の合図で腰の付近まで手を挙げていきます。
・「1、2、3」でゆっくり手を降ろします。
④うつ伏せ外旋
・ベッド上若しくは段の上で、グローブを持つ側の手と膝で身体を安定させます。
・肩、肘90度でスタートポジションです。
・「1」の合図で手を外旋させます。
・「1、2」の合図で手を固定します。
・「1、2、3」でゆっくりスタートポジションに降ろします。
⑤横向き外旋
・ベッド上若しくは段の上で、グローブを持つ側の手と膝で身体を安定させます。
・肩、肘90度でスタートポジションです。
・「1」の合図で手を外旋させます。
・「1、2」の合図で手を固定します。
・「1、2、3」でゆっくりスタートポジションに降ろします。
※回数は20回。1セット若しくは2セット行うこと。
3,肩甲骨周囲筋エクササイズ
さて、このエクササイズでは肩甲骨周りの筋力を鍛えるトレーニング種目になります。
肩関節を安定させるための土台作りに欠かせないトレーニングです。
僧帽筋
①僧帽筋下部エクササイズ
・コブラ:後ろ斜めより胸を張るように肩甲骨を絞ります。
・Y字:親指を上と、手の甲を上側の2種類
・T時:親指を上と、手の甲を上側の2種類
・両肘90度に曲げて、両肩外旋させます。
・W字:両肘90度に曲げて、両肩外旋させます。そこから両肘とも内へ絞ります。
前鋸筋
①キャット&ドッグ
・猫のポーズと犬のポーズをします。
・この動きを交互に行います。
②ボックスステップアップ
・何かボックスのようなモノに手を置きます。
・この状態から肩甲骨を絞る、開く動きを行います。
4、まとめ
さて、これらのエクササイズは如何でしたか?
地味ですが、真剣に行えば辛い種目ばかりです。
是非、コツコツと取り組んでみて下さいね!