探訪日記vol⑧DEP大阪心斎橋店 ~大阪・心斎橋にあるピラティススタジオ ~
現在、鳥取県から爆発的に全国へピラティス店を展開しているDEPグループが、大阪で出店するということで取材に伺ってきました。
個人的には以前から注目しておりオーナーへDMしてからの御縁です。というのも、私は鳥取の左側の島根出身です。田舎町でこのように人気を博していることに大変驚いた事を覚えています。
しかも、グループ全員が理学療法士(PT)であり、PHIピラティスインストラクターの資格を持つという変わり種のグループで益々興味が湧きました!
今回はDEP大阪心斎橋店・店長の大西真人さんにお話を伺いました。
お店の場所は、大阪ミナミのアメ村と言われる若者の街。若者が多いからこそ感じる情熱的で、どこか大阪の人情味が出ている独特な雰囲気なエリアです。
1,DEP大阪 心斎橋とは!?
2,一つの夢を失った東京時代。
3,次のステップに進むために戻ってきた大阪
4,理学療法士×ピラティスインストラクターだから出来る強み
5,今後の目標
1,DEP大阪 心斎橋とは!?
中地:今回は、宜しくお願い致します。
大西店長(以下 大西):はい、宜しくお願い致します。あまり、このような機会はなく緊張しています。(笑)
中地:では、このDEP大阪心斎橋はどのようなお店かお聞かせ願えますか?
大西:はい、グループ全体のスタッフが理学療法士(以下:PT)の資格を持っていることが一つと、全員がオーナーのTakeさんの元に集っていることです。
そして、お見えになられるお客様全員に笑顔になって欲しいという願いがあります。
そこへPTとして、身体を評価して分析が出来る事と、セルフエクササイズを指導したりとお客様自らがより良い身体、そしてその先の生活・人生がよりよくなる環境整備に注力しています。
あと、我々はグループオーナーのTakeさんに集っています。
Takeさんはめちゃくちゃ熱くて、ずっと憧れています。本店は鳥取県にありますが、鳥取に来れない方も全国で同じサービスが受けられる為に現在店舗を増やしています。
グループ全体のレベルを上げるために、定期的に研鑽を積める環境があり、日々グループ全体でレベルアップを図っています。
中地:なるほど!お話を伺っているとPT×ピラティスインストラクターだけではなくオーナーの情熱やサービスクオリティの高さを感じますね!
2,一つの夢を失った東京時代。
中地:それでは、PTになろうと思われたきっかけであったり、ここにたどり着くまでのお話を伺っても良いでしょうか?
大西:はい。本当に私は周りと比べると出来が良いとは言えず、色々な方に助けて頂いてきた人生でした。
中地:と言いますと??詳しくお聞かせ願えないですか?
大西:もともと、私は大阪・柏原の出身です。祖母と母が看護師で、家の近くに理学療法士養成の大学があったので、小さいころからPTになるのだろうと思っていました。
サッカーもしており、ケガも多かったので余計にPTになるイメージは強かったです。
卒業した後は1年間大阪のクリニックに居ましたが、2年目からは東京に行きました。
実は音楽活動をしており勤務から帰ったあとに、楽曲制作やギターの練習したりと仕事と音楽活動ばかりに没頭していました。
帰宅した後に、5時間近く作業をすることもあったので、だんだんと体に不定愁訴を感じるようになっていました。
例えば、
・肩が凝る
・視力は低下する
・O脚になる このような変化が体に現れました。
だからこそ、現在デスクワーカーとして働かれている方の不定愁訴の辛さが分かります。PTとして、不良姿勢による未来の姿が安易に予見出来ました。
そんな極端な生活をしており、医療人として患者さんにはこうしようと伝えるが、自分の体が悪くなっていきました。
自らの身体が悪くなっていく現実を目の当たりにしながら、患者さんには良くなる事をお伝えする現実にだんだんとギャップを感じて大変息苦しさを感じていくようになりました。。。
そしてあるきっかけで、音楽を諦めました。
大変熱意を注いでいたため諦めた際のしばらくの間は、全てに身が入らないような姿だったと思います。
そんな時に、周りの方からピラティスを教えて頂きました。
なんとか私を励まそうとして頂いたんだと思います。しかも、全く関係のない方々から、同じタイミングで複数の方からピラティスの話を聞かされました。本当にスピリチュアル的で不思議でした。
中地:えっ、そんな事あるんですね!!!
大西:はい、そこからピラティスを受けてどんどんその面白みの深みにはまっていきました。このピラティスを学ぶ機会からTakeさんと知り合って今があります。
3,次のステップに進むために戻ってきた大阪
中地:すごく深い経験をされたんですね。なんだか、ピラティスを知るために東京に行ったようですね。
大西:はい、実は私には家族が居まして、日頃から支えてくれる家族・友人・今まで私を助けてくれた方々に少しでも恩返しが出来るようにDEP大阪心斎橋店で頑張りたいです。
中地:えっ、そうなんですか!?
大西:もともと、奥さんは学生時代からお付き合いしていた方で、良き理解者でもあります。
奥さんは石川県出身で、大阪に戻るにあたっても、きちんと話をして理解してもらえています。
クリニック時代の時間軸では、朝早く出社して夜遅くに帰宅です。今の生活スタイルであれば、家族との時間も取れて嬉しいです。
これまでを振り返ると家族に対しても、これまで関わって頂いた方々にも本当に助けて頂いた人生でした。
ご迷惑をお掛けしてばかりでしたが、この新たな地でご恩返しをしたい想いが強いです。
4,理学療法士×ピラティスインストラクターだから出来る強み
中地:なるほど!では、改めてDEP大阪心斎橋で出来る事・PT×ピラティスの強みを教えて下さい。
大西:はい、現在SNSを見ても様々な運動の種類の方法が出回っています。しかし、大切なのは、自分自身を知る事・自らの体を知ることです。
PTの視点でカウンセリングを行い体の履歴と整形外科学的に身体評価を行う。この情報を元に適切なエクササイズをお伝えします。
そのように考えると、よりオーダーメイドなエクササイズを提供出来ると思います。
何故、そこを動かす必要があるのか、何故このエクササイズを選択したのかご自身の体で体感して欲しいです。
私自身、過去に姿勢不良から不定愁訴を体験しています。だからこそ、デスクワーカーのお気持ちも分かりますし、お気軽に仰って欲しいです。
また、ピラティスの特徴として、脳の学習があります。体のパターンを変える・体の動きを変えるからこそ体の感じ方も変わります。
本当にピラティスを指導していても、毎日発見があります。私もピラティスを通じて、体の変化を感じ取れるようになったからこそ、ピラティスの良さと面白みが分かります。
5,今後の目標
中地:では、インタヴューも終盤ですが、今後の目標について教えて下さい。
大西:はい、沢山の方に幸せになって欲しいです。
このDEP大阪心斎橋店を通じて、体の動かし方や体の感覚の変化を感じ取ってもらい、ご自身でセルフケアが出来るようになって頂きたいです。
それは、一生を通じて出来るものであり、自らの判断でセルフケアが出来る基準を得て頂きたいです。
そうすることで、何かのサービスに頼り続けないで自分の体を自分で良い状態に保てるのではないかと思っています。
中地:因みに、どのようなお客様に来て欲しいですか?
大西:はい、色々な施設に行っても身体が変わらない方や、変わったとしても根本的な解決が出来ていない方や痛みがぶり返してしまう方など理想が叶わないで困っている全ての方にお越し頂きたいです。
中地:では、最後にお客様にメッセージをお願いします。
大西:はい、私自身何かを成し得た人間ではありませんが、毎日成長出来ています。それは、DEPの良い環境であり、研鑽し合える仲間がいる会社です。
お客様には、ピラティスを通じて体をより良くして頂きたいです。お見えになられたお客様には、満足して頂けるサービスを提供できるように努めています。
中地:なるほど!本日はありがとうございました!
編集後記
本当に久しぶりにアメ村の三角公園に行きました。20年近く前に大阪に出るために、観光でこの辺りにきました。その際に、アメ村のショップで服をぼったくられたのを思い出しました(笑)
今では良い思い出ですが、だからこのエリアにはこれまで足を踏み入れなかったのかな!?(笑)