元・阪神タイガース石原慎二トレーナーによるセミナー開催レポート
このブログは、以前開催いたしました元・阪神タイガース石原慎二アスレティックトレーナーによる投球傷害を全身で見る為のセミナーを纏めております。
参加者の声と、実際の写真から伝わってくるものを感じて頂ければ幸いです。
1,下肢編から評価する投球傷害のレポートについて!
参加者の声について3つ挙げさせて頂きます!
K・K様 20代
スクリーニングやトレーニングのポイントを教えて頂き今後の治療に活かせると感じた!
M様 20代
普段の治療にも活かせる内容も多かったです!
N様 30代
症例と効果が分かりやすかった!
立位評価・スクリーニングは今後の仕事にも活用出来そう!
今回は大阪府外からも多くの方にご参加して頂きました!
有難うございます。
下肢から評価する1回目は、
- スクリーニングテスト
- 足部の可動域制限に対しての対処法
- 膝と骨盤へのアプローチと下肢について多くの時間を割きました。
また、石原氏が現場で培ったきたノウハウが教科書やネット情報に出ていないことが多く受講者の皆様は新鮮だったのではないでしょうか?講師が20年もの月日をかけて選手と向き合ったきた話も言葉で尽きない重みもあったように感じます。
平成28年9月3日@メディオン整骨院(南森町)
第2回体幹から評価する投球傷害のレポートについて!
先ずは参加者の声からお伝え致します!
今後の治療やトレーニングの中で実践したいと思います。
今日の講義を聞いて、スポーツ現場で選手を見るうえでの視野を広げられました!
現在の時間の都合上、肩周囲へのアプローチしか行えていないので、今日の内容を実際の治療場面に活かしていきたい!
さて、今回は体幹編ということで、以下の内容を行っております。
第2回体幹から評価する投球障害
- 大腰筋リリース
- 下肢長の調整方法
- 腰痛解除テクニック
を中心に行いました。
野球という運動連鎖から、体幹を中心に見る上で、講師の経験を基に様々な改善方法からエクササイズの紹介がありました。体幹は体の中心という事もあり、骨盤帯の話から股関節まで内容は幅広かったです。
もちろん少人数の特徴である講師の手技を実際に受けれるというメリットは最大限に活かされているのではないでしょうか?
平成28年10月1日@メディオン整骨院(南森町)
第3回上肢から評価する投球傷害のレポートについて!
先日で9月から3か月かけて開催しました「投球障害セミナー」無事終了致しました!
先ずは受講者各位の感想からお伝えしていきます!!
3回に渡って下肢・体幹・上肢と全身を深く考えながら投球障害に繋げて講習して頂いてので、非常に分かりやすかったです。
手技的なことはすぐに応用でき臨床では良い結果が出ました。
そして、最後となります投球傷害セミナーは上半身編です。
第3回 上肢から評価する投球障害
- 肩甲上腕リズムの評価
- 胸郭の評価と改善エクササイズ
- 脊柱の動きとエクササイズ
を中心に肩周りのストレッチなどを中心に行いました。
投球障害は全体を見なさいと言われますが、どうしても現場であれば肩だけ見がちです。そこで今回は、3回に分けて全身を評価するというセミナーを開催しましたが、皆様のクライアントの症状改善に役立てば幸いです。
是非、今回の内容を現場で落とし込んで選手へのコンディショニングに活用して頂ければ講師ともども嬉しいです。
平成28年11月5日@メディオン整骨院(南森町)
まとめ
さて、全3回のセミナー如何でしたでしょうか?日本人が、早くから親しむ野球でこの投球傷害の答え探しは永遠の課題と思います。
日々、日進月歩のように進む医学の世界でも、明らかな答えは見つかっていません。
講師の石原氏がアスレティックトレーナーとして阪神タイガースに入団した頃は、日本のスポーツ医学は進歩しだした頃では無かったでしょうか?
まだまだ、根性論が残る世界で今日のスポーツ医学の進歩に携わってこられた石原氏の功績を後生に残すことが出来れば嬉しく思います。