厳選!夏の熱中症対策にお勧めなスポーツドリンクを5つ紹介しています!
さて、先ほどまで熱中症のメカニズムについて学びましたね。この回では、熱中症対策の水分補給について深く掘り下げていきます。
夏のこの時期何をどれくらい・どのペースで飲めば良いかお伝えしていきます。
- 水分補給の必要性について
- どのように水分を取れば良いか?
- 水分を取るタイミングと量について
- 飲み物の温度
- 飲み物の濃度
- お勧めのスポーツドリンク5選
- まとめ
1,水分補給の必要性について
水は人の代謝過程の最も基礎となる物質です。
成長やエネルギー産生に必要な物質は水によって運ばれ、栄養素や代謝産物は臓器内や臓器間を相互に移動することができるのです。
運動することで大量の汗をかきます。マラソンではレース中に5lもの水分が失われるそうです。一般の人が体重の2~3%の水分を失えば脱水症状になると言われています。
たとえば体重50kgの人であれば、1~1.5lの水分を失えば脱水症状になるため、体重50kgの人が水分を補給せずにマラソンを完走すれば脱水症状を起こしてしまいます。
脱水症状が起これば、疲労の増加や熱中症を引き起こすだけでなく、血液濃縮が起こり心筋梗塞や脳卒中の危険性も出てきます。
2, どのように水分を摂ればよいか?
汗として出た量と同じだけの水を摂ればいいというわけではありません。汗にはビタミンやミネラルが含まれており、失ったビタミンやミネラルも補給できるような水分補給が望ましいのです。
また、のどが渇いたと感じた時には既に体内の水分減少が深刻になっている場合が多いため、のどが渇いたと感じる前に水分を補給する必要があります。
3, 水分を摂るタイミングと量
・1時間以内の運動・・・運動の30分くらい前までに200~400cc(コップ1~2杯)
・1時間以上の運動・・・運動の30分くらい前までに200~400cc(コップ1~2杯)
運動中は100~200cc(コップ半分~1杯)を10~15分おきに補給するのが望ましいです。
4,飲み物の温度
体内に吸収されやすいため常温(5~15度)の物がよいとされています。では、水かスポーツドリンクかはこちらを参照してみて下さい。
・1時間以内の運動・・・水
・1時間以上の運動・・・スポーツドリンク
5,飲み物の濃度
水分の吸収は糖分濃度2.5%の飲料がいいと言われている。市販のスポーツ飲料には少し糖分濃度が濃いため、1.5~2倍のミネラルウォーターか水で薄めるとよいでしょう。
市販のスポーツドリンクの糖分濃度・・・
AQUERIUS 4.8%
DAKARA 3.7%
燃焼系アミノ式 4.6%
ポカリスエット 6.7%
アミノサプリ 6%
6,お勧めのスポーツドリンク5選
では、実際に何を飲んだら良いのと疑問が沸くと思いますので、お勧めの熱中症対策ドリンクをお伝えしていきます。
5,ソルティライチ
キリン 世界のKitchenから ソルティライチ 500ml×24本
これは、タイの家庭料理を再現したジュースです。塩と果物を組み合わせることで美味しく水分と塩分を補給出来ます。
塩は沖縄海塩を使用。ライチ味も利いて気軽に水分補給が出来ます。
販売元:キリン
4,グリーンDA・KA・RA
サントリー GREEN DA・KA・RA 550mlペット×24本
こちらは、小さいお嬢さんがCMをしているスポーツドリンクです。環境省が推薦しているナトリウム量40~80mg/100mlが含まれています。5種類の果実の美味しさ作ったスポーツドリンクです。
販売元:サントリー
3,ポカリスウェット
大塚製薬 ポカリスエット 500ml×24本
さて、こちらは言わずとしれたスポーツドリンクではないでしょうか?点滴で有名な大塚製薬製造の元、身体への浸透を考えられたドリンクです。
別名「飲む点滴水」です。
販売元:大塚製薬
2,経口補水液 OS-1
大塚製薬工場 経口補水液 オーエスワン 500mL丸PETx24本(ケース)
こちらは、所ジョージさんがCMをして有名な補水液です。点滴なども販売している大塚製薬が販売をしており、医療現場でも飲まれているドリンクです。
下痢や嘔吐・発熱時にも使えることから、熱中症時の水分補給としてバッチリ合っていますね。
販売元:大塚製薬
1,熱中症対策水
赤穂化成 熱中対策水レモン味 500ml×24個
まさに、熱中症の対策水ではないでしょうか?このドリンクは、厚生労働省が推奨する塩分濃度(0.1~0.2%)が1.7%含まれています。
出た汗をそのまま補給出来るというイメージです。味は燃焼系のレモン味と健康系の日向夏があります。
販売元:赤穂化成
7、まとめ
さて、熱中症対策の水分補給に利くスポーツドリンク5選は如何でしたか?各飲料メーカーが研究を重ねて、日々ドリンクも進化しています。
近年では熱中症は、毎年浮かんでくるキーワードです。前回の熱中症のメカニズムも理解した上で、熱中症に必要な水分補給を行って下さいね。